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事務系人気資格No1 簿記ってなぁに??

こんちにちわ。

専門学校元講師のtamagocchikunです。

 

 

 

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 ・簿記って??

今回は「簿記」についてご紹介したいと思います。

みなさん、「簿記」って資格聞かれたことありますでしょうか??

ビジネス系の資格では、長年トップの人気を誇る資格なんです。

ちなみにどれくらいの人気かというと・・・

毎年の受験者が40万人くらい居てます!!!!

 

・なぜ人気があるの?

 

 ズバリ「つぶしが効きます!!」

 どういうこと??

 

簿記試験は、会社の帳簿を付けたり決算書(会社の通信簿みたいなもん)を見たりするのに必要な知識やスキルが身に付いているかを判定します。

 

なので、この知識やスキルを持っていると、経理事務への就職が有利になったりします。(100%できるって事ではないです・・・)

ビジネスマンとしては、取引先の会社が「どれくらい儲かってるんかな?、お金ある?借金ある?潰れる?潰れない??」という情報はやっぱり知っておきたいですよね。

でも、そんな情報ってどこから手に入れるの??

 

「決算書を見れば大体の情報を取ることができます。

決算書は会社の通信簿のようなものです。

簿記の知識があると、この会社の通信簿のどこを見たら良いのかが理解できるようになります。

 

簿記は、事務系のお仕事にも威力を発揮する資格だし、ビジネスマンとしても強い武器になる資格です。

なので、つぶしがきくんですね。

 

会計事務所に勤めたい方は必須の資格だったりします。

 

・どんな試験??

簿記の試験は3段階に分かれおり、それぞれ3級(規模が小さい会社用)、2級(中くらい規模の会社用)1級(大会社用)という試験になっております。

 

・3級

ビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。
基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。

引用元:

簿記 3級 | 商工会議所の検定試験

・2級

業種・職種にかかわらずビジ経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。

引用元:

簿記 2級 | 商工会議所の検定試験

 

・1級

極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。
合格すると税理士試験の受験資格が得られる。公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。

引用元:

簿記 1級 | 商工会議所の検定試験

 

試験のレベルとしては、3級「ぼちぼち」、2級「ちょい難」、1級「ゲキ難」という感じでとらえてもらっていいかなと思います。

 

・どこまでの級を取ればよい??

 

よく一般的に言われるのは、就転職するためには、2級まで必要でしょ!!!って言われますが・・・

「3級」持っていればとりあえずOKです!!

 

・そもそも、なぜ2級が必要と言われているか??

・2級を学ぶことで本格的な決算書(会社の通信簿)の内容を理解することができます。

・3級では簡単バージョンのものしか出てこないので、理解が浅くなってしまいます。

 

他にも理由があります。

 

・ズバリ、2級を受けてもらった方が、資格の専門学校の稼ぎにつながります。

資格スクールでは、3級の受講料を安く設定しているところがほとんどです。つまり、敷居は低くしているってことですね。

3級に合格してもらって、2級で利益を出す!という戦略を取っています。

 

上記のような理由で(他にもありますが)2級まで受験すべしと、世間では言われています。

 

ただ3級までの知識があれば、基礎的なものは十分習得することはできます。

まずは3級取得を目指し、その後はお仕事をしていく上で必要な知識をつけていってもらえればいいんじゃないかと思います。

 

次回は具体的な学習方法を見ていこうと思います。